2019/02/04 10:09






そうそうブログ。かかなくちゃ。

昨日の鬼退治にちなんで動く家というブログにします。笑

我が家は結婚して9年。6年前に新興住宅地に家を買いました。その頃は自分たちが憧れるスタイルや好きなことは分かっていたのに結婚というレールに乗ってからどこかそれを普通に真っ当にしたいという気持ち、古民家や町家スタイルとか憧れつつ、器も度胸も単純になかったもんだから、、、家選びという人生の大きな選択を手っ取り早く済ませてしまったのです。

新興住宅地というとこが大変でした。娘が産まれて、周りのママさんとの関係が近いので、色々とーーーても悩みました。体を壊しかけていたと思います。真面目に学校生活していなかった、1匹狼マイワールドの自分が、はじめて人と比べたり競ったりの世界に足をつっこまざる終えないことになってしまったのです。はい辛い。井戸端会議しんどい。帰りたい。でも、人が好きなので楽しい一面もあったのでしょう。要は何があかんかって自分がなかったんです。フラフラ。ストレスみたいに感じて背負い込んで、それはなんの為なのか?何が大事なんだろうすごくおもいました。みんな同じじゃなきゃあかんのか。要領良く生きなあかんのか。

もう何を言われてもいいやー。大事な事に嘘はつけないなー。と思って、1匹狼はやはり1匹狼に戻ったんだけど、なんやそれでも大切な人はちゃんと周りにいたのです。有難い。大事な人もものもちゃんと離さなかった自分がいました。たぶん直感的に好きなものは本当は分かっているんだなーと思います。ただ自信がなかったり色々理由つけて意と反したことをしていたなーと思いました。好きなものは好き!そして信じているんだ。ようは自分が信じられないから人にあわさなきゃいけなかった。あーー、これではただの鬼退治の話し。


動く家。このタイトルにしたのは、その先。


大事なものをただ集めて人は幸せになれるのかという話し。



私はやっぱり愛情かけてこそだと思います。草好きです。草を買いました。忙しくて気がかけられなくて枯れました。腐りました。なんか見るのも嫌になりました。草好きだけど私には向かないな。これが以前の私。今は、いろんなとこに気がかけれるようになってきた。あんまり好きじゃなかった脱衣所。だけどずっと探していたお風呂屋さんの脱衣籠をたまたま商店街の古物市で安く見つけてむかいいれたらなんだか気が入って生き生きした空間になってきた。畳まれたタオルや下着が可愛い。



新興住宅地に買った建売の一戸建て。どこもかしこもなんかあわなくて、でもこの家があったから家族バラバラにならず同じ方向を向けた家。守ってくれた家。


でも食洗機なんて要らなかった。だってお皿を磨く方が好きだったから。お皿が喜んでる感じがする。良く落ちる石鹸なんて要らなかった。お湯で充分落ちるんだ!だから食洗機は、たわしやら重曹やらを入れる引き出しにした。お風呂だってお湯が勿体無いし、外に貯めれるようにして畑の水にした。二階なんて滅多に上がらなかった。だから今はギャラリーみたいに家族で作ったものを並べている。エアコンなんて、乾燥肌の私には大敵だった。石油ストーブにしたらご飯やスープやなんやかんや色々楽しいがついてきた。そんなこんなで形が出来てきました。



好きなものはたくさんあっても愛しきれない。だから少しずつ、少しずつ、形にしてきた。家にも愛情が入ってきた。動いているなーと思う。空気?気?動く家。それだけ私、体も心も健康に過ごせているんやなーって安心する。まだまだ我が家のスタイルを模索しつつ今日も生きています。そして、それは比べるなんて出来ないもの。みんなそれぞれ選んで自分のベストを生きている。だからいろんな人がいて、人を大切に思えるなーと思います。



今回はそんなブログ。全然手芸ではない、、が、

もっとしょっちゅう書きたい。ブログは。今年は。